今回、僕自身の結婚式で芳名帳が必要になったのですが、せっかくだから手作りしてみました。
妻がカバーがペラペラだねというので、ハードカバーを作って閉じました。備忘録で残しておきたいと思います。
結婚式ギリギリに作ったので、あまり細かい記録になっておらずすみません。
ハードカバーの作り方という点においては、参考になるかと思います。
ハードカバーと本の中身に穴を開けるためのガイドを作る
厚紙と、複数の紙に千枚通しで穴をあけるので、ガイドとなるものを作ります。
等間隔で縦に4つ開けます。ページの綴じ代からは、1.5cmほどにしました。これらは好みでいいと思います。
ちなみに以下のサイト「cottala-becco」にはありがたいテンプレートが無料配布されております。
このテンプレートには糸をどの順番で通したらいいのかも番号が振ってありとても便利ですので、参考にされるといいと思います。数種類の縫い方が乗っていました
厚紙を切る
ハードカバーとなる厚紙を切っていきます。
糸を通す箇所が折れ目になるので、3mmほどの「厚紙ではない空間」を作ります。
この後厚紙に和紙を張っていくので、厚紙ではない空間だけ薄いという状態になります。
和紙を張り付けるため、サイズを取ります。
厚紙の四方1cm大きめに和紙を切っていきます。
配置する場所がわかりやすいように、えんぴつでしるしをつけます。
余白の部分は後程1cm幅の両面テープで貼り付けます。
ちなみに何度も1cm幅の余白をつくるので、厚紙で1cm幅のガイドを作ってしまうと効率的かと思います。
和紙をしるしに沿って切ります。
厚紙にのりをつけ、和紙に載せます。
余白には両面テープを貼り、四隅を45度でカットします。
ハンサムなデ・クーニングの画集を置いてのりが乾くのを待ちます。
うちにある一番分厚い画集がこれでした。
両面テープをはがし、貼り付けます。。
このような形になります
ハードカバーの裏紙を張っていきます。
厚紙のサイズよりやや小さめにカットした適当な紙にまんべんなくのりをつけ、載せます。
再度デ・クーニングの画集の出番です。お世話になります。
しっかりとのりづけします。
中身はイラレで家紋をバックに線と「御名前」「御住所」といれたものを和紙に印刷。折ってA5として使いました。
桑原の家紋です。
パーツが揃いましたので、糸を使って綴じていきます。
まずは冒頭に用意したガイドを利用して、それぞれの紙に穴をあけていきます。
ちゃんと折り目に穴が入っている。
糸で閉じます。穴を手前に持ってきて、左から2番目からスタートします。
玉結びした糸を2~3ページ目の内側に留めてスタートです。糊だとちょっと不安だったのでテープで止めちゃいました。
あとは順番に糸を通していくだけ。綴じ方はいろいろな方法があるので、自分に合ったもので進めるといいかと思います。
僕は冒頭に紹介したサイトを参考に綴じました。今回はハードカバーを作るのがメインで記事を書いているので、綴じ方の詳細は後日追記しようと思います。。
失敗したら糸を切って捨てて、やり直せばいいので、気楽にやったらいいと思います。
やってみたらわかりますが、そんなに大変な作業ではありませんでした。
完成しました。
きれいに折れるし、使い勝手も良さそうです。
いずれ手作りの画集を作る際に使えるテクニックかなと思い記録しておきました。