チェーンを繋げることができたので、ディレイラーを調整すればバラ完はほぼ完成です。
恐らく、すべての工程の中でここが一番難しい箇所でした。
フロントディレイラーの調整
フロントディレイラーの調整は、前回でテンションを調整しましたが、あとは可動範囲(ディレイラーからチェーンがどれくらい離れているか)を決めるだけです。
ハイとロー側の2か所を設定して完了します。
ハイ側の可動範囲を決める
チェーンをつないだら可動範囲を決めていく
トップトリムに入れる。後輪は一番大きいのにする。
トップ側を0.5mmくらいまでよせる
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前から見る
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ロー側の範囲を決める
つぎにロー側
ロートリムにいれる
後輪はそのまま一番大きい歯車。
またもチェーンとフロントディレイラーの間を0~0.5mmに調整する。ネジの左側。
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これくらいかな?
最後にもう一度テンションを設定しなおして、完了です。
リアディレイラーの調整
リアディレイラーも意外と単純でした。
主に調節する箇所は3つ。
- ロー側の最大可動域を決めるネジ
- ハイ側の最大可動域を決めるネジ
- インナーケーブルのテンションを調節するネジ
です。テンションを調整するのがとても重要です。
①ハイ側の可動範囲を決める
まずは、ハイ側(小さいほう)の可動域を決めていきます。
これをやる意味ですが、これがちゃんとしてないと例えばギアをどんどん小さくしていって限界を超えると何もないところにチェーンを動かしてしまい、結果外れると言うことになるためです。
まずフロントのギアは大きい方にします。
後輪のギアを最小にし、テンションを緩めます。ケーブルに付いているプラスチックのネジを動かなくなるところまで右に回すことで緩みます。
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左側のネジをまわす。2ミリの六角を使います。
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右回しだとディレイラーが左に
左回しで右に移動します。
スプロケットの真下よりちょい右に位置させる。
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こんなところかな?
②テンションを強める
インナーケーブルのテンションを張ります。
たぶんハイとローの可動域はあまり間違えようも無いので、残るここのテンションさえちゃんとしていれば問題なく変速します。
つまりここのテンション、超重要です。
話によると、新品で買うと店員に数週間したら持って来てと言われるとか。
というのも最初はケーブル類が馴染んでいないので、馴染むと少しテンションが緩くなるんだそうです。
そうすると変則があまり上手くいかなくなるということで、店に持って来てと前もって伝えているそうです。
それで持っていったら何をしてくれるのかというと、ここのテンションを強くし直してくれて、それだけで調子が良くなるみたいですよ。
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30度くらいずつカチカチと回ります。1カチでもかなり変化があることがあります。
あまり思いっきりゴリゴリ動かすとすぐにおかしくなるので注意です。
③ロー側の可動範囲を決める
最後にロー側にチェーンを移動して、今度は左側の調整ネジを回して最大可動域を決めていきます。
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ここを回してディレイラーの位置を決めるだけです。
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この様にプーリーがチェーンの真下に来ればそれでOKです。
おまけ:スプロケットとプーリーの間隔を調整する
ここはあまりいじる必要は無いみたいなのですが…。
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ペダルを逆回転させて、気持ちよくなるくらいの間隔に調整していく。
ここの範囲が狭すぎると、ペダル。逆回転させた時に引っかかって動かなくなり、つまります。
大きいギアの方に移動してみると…。
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このようにぶつかっています。
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これくらい離した方が良さそうです。
ほぼ完成
これにてバラ完はほぼ完了です!コンポーネントはすべて積むことができました。
あとは細かいアクセサリーなどを取り付ければロードバイクの完成です。
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