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乗ったこともないロードバイク初心者がバラ完に挑戦16 チューブレスタイヤを直し、サブの2台目CAAD8が完成[最終回]

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サブのロードバイクを作ることにしました

前回の記事で、ようやく問題が解決しBianchiのImolaを組み立てることができました。

ただここまで一緒に頑張ってきたCAAD8君は、乗れるようにしてあげたいし、このままだと気持ちが悪いと思っていました。

そういうことで、余ったコンポーネントをもとに再度組み立てることにしました。

2代目用にタイヤ交換

フルクラムのホイールについていたタイヤ

図らずも2台持ちになってしまったので、どうやって管理しようかなと考えていたところ

中古で買った方のロードバイクについていたフルクラムのタイヤが、どうもすぐに空気が抜けるなと思っていました。

ハブの色が合わない気がするな〜とかマビックも結構かっこいいしな〜なんて考えているうちに、フルクラムのホイールほんとにすぐ空気抜けるし、一度タイヤを使ってないマビックのに入れ替えて見ようと思って外しました。

そしたら、中にチューブがなかったんですよね。

はい。知っている方からするとおめーバカだろ、ということになると思うのですが。。

チューブレスタイヤというものがこの世に存在しているかんて知らなかったんですよね。

ちなみにこのホイール、フルクラムのレーシング3ってやつなんですがこれだから入れ替えられたみたいですね。

2way仕様だとクリンチャーもチューブレスも使えるみたいです。

一度クリンチャーにして使用していましたが、なんだか乗り心地が悪化したような気がするし、CAAD8に載せたいマビックが余ってしまうので、再度チューブレスタイヤにすることにしました。これ以上タイヤを買うお金はない。。

チューブレスタイヤってなに

私はそもそもチューブレスタイヤなんてもの、今回開いてみるまでわからなかったのですが、要はその名の通りチューブのないタイヤみたいですね。

チューブレスタイヤとチューブレスレディタイヤという2種類があり、違いはレディの方だとシーラントという液を中に入れる必要があるとの事。

チューブレスには入れなくてもいいけれども、入れとくとちょっとしたパンクなんかも防いでくれるので入れといたほうがいいみたいです。

ちなみに私のビアンキについてきたのはIRCのものです。

ビードをあげる、とは

で、とりあえずタイヤを戻して空気を入れたところ、めっちゃ漏れるじゃん。。

そこで装着方法について調べてみたところ、どうやら「ビードをあげる」という作業を行う必要があることがわかりました。次から次へと。。。大変すぎ

簡単に言うと、一瞬で物凄い空気圧を内側からかけることで、空気が漏れる前にばちっとタイヤを装着する作業のようです。

これは普通の空気入れでは無理みたいで、タンクに空気をため込んで一気に放出することが可能な空気入れを使わないと無理なんだそうです。

ちなみに1万円くらいします。もー無理

お店に頼むと、4000円くらいかかるみたいです。やっちまったなあ。。。

絶対にお金かけたくないと思ってさらによく調べてみると、小型のCO2ボンベを使ってできるかもしれないということがわかりました。

天才過ぎて計算式が意味わからん

まあダメだったとしても持ち出し用の予備の空気入れとして使えるからいいか・・そうおもってボンベ買いました。一緒にシーラントという液体も買いました。

ではチューブレスタイヤをはめる

今回特別に必要なのはこの3つ

  • ミニCO2ボンベ
  • シーラント
  • バルブコアツール

あとは普段のタイヤ交換で使う道具と一緒です。

CO2ボンベは商品ラインナップが多くて迷いましたが、そこそこ名のありそうなTNTにしました。

いろいろなやり方があるかとは思うのですが、私はシーラントで賃貸の部屋を汚したくなかったので、最後に入れています。

タイヤを装着

普通のタイヤと同様に、タイヤをホイールに入れていきます。

使っているこの黄色いタイヤレバーはアメリカで買ったペドロスというやつです。気に入ってます。

バルブコアを外す

次にバルブコアを外します。

パナレーサーの300円くらいのやつを購入しました。

かぶせてぐりぐりやれば簡単にすぐ外せます。

タイヤとリムの間にシーラントを塗っとく

これもやらなくてもいいとは思いますが、やっておくと空気漏れが減るという意見もあり、個人的には納得だったのでやりました。

糊付けしてより強固にくっつける感じです。

ビードをあげる

いよいよ問題のビード上げです。

このCO2ボンベも使ったことがないし、ビード上げも初めてだったので緊張しましたが。。

バルブをひねるだけ

バルブをひねるとものすごい勢いで空気が噴出します。

バキンバキンバキン!!といって一瞬でタイヤがはまりました。

はまったらすぐに空気を止めます。

これは癖になるめちゃ気持ちいい音だったので、またやりたい。

ちゃんとはまりました。

シーラントをいれる

最後に、シーラントを入れます。

これを入れておくことで内部に膜をつくり、小さい穴ぐらいであればすぐに埋めてくれるんだそうです。

ボトルの半分くらい入れました。

以上で完了です。お店に頼むと4000円はするのですが、じぶんでやっても意外と簡単でした。

余談:スローパンク?

後日談ですが・・・。

このタイヤを使ってしばらくすると、決まって空気がどんどんと減っているので何が原因かわからず一度こうしてタイヤを外して、はめなおしたのですがその後もやっぱり空気が抜けていくんですよね。。

で、別の原因を調べたところ、どうやらバルブコアが怪しいということがわかりました。

実際に石鹸水を全体にかけたのですが、反応があったのはバルブだけでした。

空気出てる

交換したら、あっけなく直りました。

何件か店回ったけど、なかったのでAmazon
左が古いやつ

チューブレスタイヤの着脱はなんだったのか・・。まあ知識が増えたので良しとしよう

何はともあれ、ホイールを2セット確保できたのでもう一台を組む

図らずもまた無駄にチューブレスタイヤの着脱をして、結果バルブコアのせいだったのですが、ようやくすべてそろったので2代目も作ります。

今回必要だったのはケーブルセット。

いろいろありすぎて迷いましたがこちらを購入。

このブログに書いてきた組み立てをまたやり直します。

CAAD8完成

はい、今回は一瞬で完成しました。

違いは10速なのと、触覚とよばれるタイプのティアグラSTI、ディレイラーもティアグラだということくらいですね。

チェーンも10速用のものを買いました。

ティアグラの型番によっては、チェーンは合う合わないがあるそうです。

細かい話はしませんが、モノによってはなぜかマウンテンバイク用のチェーンじゃないと適合しないとか。今回は普通のロード用でOKでした。

完成したCAAD8

Tiagraのコンポーネントは、調整もそこまで細かくやる必要もなく、かなりシンプルな作りであっけなく組むことができました。バラ完初心者にはこっちを薦めたほうがいいのでは?と思います。

STI
フロントディレイラー
リアディレイラー。プーリーの色ダサいから変えたい
クランクは105。これも青いネジがダサい
ペダルはピストで使ってた三ヶ島

コンポーネントの違いやアルミ・クロモリの違い、タイヤの違いなどあるかとは思いますが今のところBianchi Imolaをメインで使っていきたいと思っています。CAAD8はアトリエ用に。

以上でロードバイクに乗ったことのない初心者によるバラ完の体験談を終わります。フレームを手にしてから半年かかってしまいました。

とりとめのない文章、そして図らずも2台になってしまい読みづらかったとは思いますが、誰かの参考になれば嬉しいです。

これからはロードバイクに乗る楽しみを感じ取りたいと思います。

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