アート展示

アニッシュ・カプーア 奪われた自由への眼差し 監視社会の未来 ひどかったです

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アニッシュ・カプーアといえば彫刻界ではいまや知らないものはいないくらいの存在になっている。

クオリティ低くない?

え、これがそう?

妙に安っぽい。そして吊り方がダサい。何を意図したインスタレーションになってるんでしょうか。

中に入ります。

ひどい。これは作家そのものがひどいのか、展示企画自体がひどいのか。

彼のポテンシャルとしてはこういった作品を生み出しています。好き嫌いは別として。

適当すぎるステートメント。作品とリンクしてないし、何も感じない

それっぽいことを書いてありますが、今作のコンセプトと内容がまったく一致していないような。

これまで作りためてきたものに、テキトーなそれっぽい言葉を載せて寄せ集めたものを展示だけのように見えますがね。監視社会と何か一つでもリンクする作品がここにありますか?

ビッグブラザー?

絵もひどい。

絵画を展示したいのか、空間を活かした黒いインスタレーションにしたいのか、どっちつかずでまるで何も伝わってきません。絵画と彫刻を並行して配列することによる新たな価値観や意味合いが生まれたりしているわけでもなく。なんとなく転がっているようにしか見えないですね。

はい。結果何も感じませんでした。むしろ、ステートメントなんかをみると舐められてるなと思います。ChatGPTにでも書かせたんじゃないですかね。

成功した作家にありがちな、傲慢な態度になってしまっているのでしょうか。

批判的な意見まとめ

アニッシュカプーアはファンが多いので、正直批判的な投稿をするのを躊躇したのですが、同じような気持ちの方がいたので少しほっとしました。

批評家のJerry Saltzも言ってますね。彼自身は最も過大評価され過ぎなアーティストで、フランシスベーコンをパクってる大勢のうちの一人にすぎないぞと。

この世で最も暗いというピグメントを生み出し、時に彫刻に使っているアニシュカプーアですが、その塗料は他の誰にも使わせたくないということで特許を取得しており、実質的には彼以外は使えないようになっています。

美術評論家のJerryがいうようにどれもギミックとしてはかなり面白いと思うのですが、個人的にはオープンでないところも好きじゃないですね。

まとめ

かなりひどいです、行く価値ありません。なんでこの企画したんだろうか。

今年、というか過去に行った展示の中でも過去最高にひどかったですね。

作品がひどいのもそうなのですが、高校生くらいの女の子がポーズとって写真を1000枚くらい(比喩ではない)連続してずっと撮り合っていたんですよね。カシャカシャカシャと。そういうのに対してギャラリー側も何も言わない。作家とオーディエンスに対する冒とくじゃないんですかね。

総じて何がしたいのかわからない。ギャラリーとしての在り方を考え直したほうが良いのではないかと思いました。

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