ディレイラーとは
ピスト乗りの私は知らなかったのだけれど、ロードバイクと言うものはギアチェンジするところが2つあるらしいです。
1つはギア付きのママチャリなんかについている、よくある後輪についているギア。
これはリアディレイラーというパーツがスプロケットというギア群に対してチェーンを掛け直していくという仕組み。
もう一つは、クランクにあります。
大小2種類のギアに対して、フロントディレイラーというパーツがチェーンを掛け直していく仕組みだそうで。
今回はこれを取り付けていきます。
105グレードをヤフオクで落としました。
フロントディレイラーは、2種類あって車体に直接取り付けるタイプのものと、バンド式になっているものとがあるそうです。
基本的には車体に直接取り付けるタイプのものを選んでおけばいいと思います。
なぜなら車体にリアディレイラーを取り付ける穴がついているフレームならそれを使えばいいし、そうでなかったらバンド式に切り替えることのできるアタッチメントもあるからです。
今回は後者でやっていきます。
フロントディレイラーの取り付け
これがバンド式になるアタッチメント。フレームの太さは2種類あるので、買う前にそこだけ気をつけたほうがいいです。
クロモリは細いほう、それ以外は太いほうかな。
細い方でも、ゴムがついているだけので、外しちゃえば両方に使えます。
取り付けは簡単です。ネジで挟んでいくだけ。
そしたらフレームに取り付けていきます。
これまた挟んでネジで締めていくだけ。
まずは高さを調整。ギアから1、2ミリのところまで下ろしていき…
固定します。
ここにあるネジを回すと、ギア側に出たり引っ込んだりするので、ギアと平行になるように調整。
いい感じですね。
フロントディレイラーの取り付けはコレだけです。
STIにインナーケーブルを通す
次にフロントディレーラーをSTIに繋げていく作業を行いました。
フロントディレイラーはStiの左側につなげます。
中の仕組みは、レバーをカチカチやればやるほど中にある巻き込みの機械がくるくる回っていくっぽいので、ケーブルが通るように初期状態に解除していきます。
具体的には、小さいレバーをカチカチと内側に何度も動かせば良い。フロントの場合は3回くらいやっとけばいいです。
ではカバーをひん剥きます。ぺろんちょ
最初は壊しそうでカバーを外すのが怖かったですが、もう慣れました。
このプラスチックは簡単に外れます。ここに穴があり、向こうから通します。ガイドの役目ですかね。
こんな感じでぶら下がってるわけです。
ケーブルを用意します。
反対側から入れていきます。
ここで引っかかるようになっています。終わるまではレバーは触らないように。。巻き込まれて見えなくなります。
ケーブルをこのように溝に沿わせていきます。
うまく行ったら、先ほどのカバーを戻します。
ケーブルセットについて来たこちらは、STIの入り口にビタっと固定するためのものみたいです。
こんなかんじで、細い方を先にしてSTIへと入れていきます。
うまく固定出来ました。
これでSTI側は完了です。簡単でした。
アウターケーブルに通していきます。
フロントディレイラーの直前、車体フレームの底の部分にこんなプラスチックが付いていました。
こちらはインナーケーブルの交通整理をしてくれるガイドの様です。自転車ってうまく出来てるなあ。
ガイドを通して、この様に車体の真ん中から上にインナーケーブルを突き抜けさせます。
インナーケーブルをフロントディレイラーに接続
ここでフロントディレイラーに出会いました。これから固定させていきます。
まずは上部にあるプラスチックのカバーを外します。
そしたら次にボルトを外すと、この様にワイヤーを通すための溝があることがわかるかと思います。こちらに這わせて、再度ボルトを締めます。
横についてるこのネジは調整用ですので、初期は緩めておきましょう。締めればテンションも締まっていきます。
ボルトを固定します。これで接続は完了。最後に調整をします。
フロントディレイラーの初期調整
まずはトップトリムにギアを入れます。
そしたら、横から見るとこんな感じで線がついているので、先ほどのテンションを張らせるネジを締めていき、線が一直線になる様にすれば完了です。
これでオッケーです。
あとは先ほどのプラスチックカバーを戻し、そこにケーブルを通せば終わりです。
なかなか調整方法などを言葉で伝えるのは難しいですね。
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