慢性鼻炎のたま
保護猫カフェねこかつで譲渡していただいたうちのたまですが、この子は一生鼻炎と付き合っていかないといけないです、ということを伺っていましたが、やはり言われた通りで少しでも冷えてくると鼻水が垂れてます。そこらじゅうがくしゃみで出た鼻水だらけです。
こたつをつけっぱなしにしているのですが、あまり入らず、気づいたら冷えて鼻水を出しています。夜寝ている時が一番冷えるみたいで、朝は調子悪そうです。
一緒に寝てあげたり色々と試したのですが、夫婦揃って何度も起こされて寝不足になり、諦めました。そして最後に行き着いたのが、スマートリモコンというツールです。
僕は機械に向かって「アレクサ!」「ヘイ、Siri!」と声をかけるのに抵抗があったし、色々と揃えたら高そうだったのでスマートホーム化には手を出してきませんでした。ただ、我が家の猫様のためにはプライドも全て捨てて、導入する事を決め、リサーチを始めました。
結果購入したのが、ラトックシステムが出しているスマートリモコンです。Amazonだとずっと割引価格で販売しており2000円ほどで手に入れました。
購入したポイントは以下の通り
- 日本製である(日本の中小企業を応援したい)
- 安いから失敗しても諦めがつく
- エアコンの自動オンオフさえできればいいので、多機能でなくてもいい(というかもてあましそう)
スマートリモコンだと有名どころはスイッチボットという製品シリーズで、これは中国のベンチャー企業。デザインはいい感じだけど、ちょっとお高め。リモコンの他にも色々なツール(自動カーテン開け機とか)があるが、持て余しそうなのでやめた。ずっと不景気な日本メーカーで、最低限の機能がついているラトックシステムに決めました
接続で少し上手くいかないところがありましたが、WPS接続というのをためしたら上手くいきました。
とりあえずエアコンにリモコン電波が行きやすいであろうコンセントにさしておきました。
IFTTTで自動化してみた
IFTTTというのは、IoTされたデバイスを自動的に起動したり設定することが可能なアプリ。
たとえば「部屋の温度が18度以下になったら暖房をつける」→「21度以上になったら暖房を止める」など。
ただしIFTTTには無料プランと有料プランがあって、無料プランだとトリガーがアクションがひとつしか選べないことが判明。。
どういうことかというと、「部屋の温度が18度以下になったら暖房をつける」ならできるのだけど、次の「21度以上になったら暖房を止める」をやってくれない。
ラトックシステムにもちょっと欠点があって、温度計があまり精確ではない。。それにくわえてIFTTTの有料プランは、月額400円。エアコンを消すだけのためだともったいないし、他の方法を探すことにしました。
※ちなみに人気のSwitchBotなんかも、商品説明をみるとIFTTTであれこれ出来るという風に書いてあったので、結局は有料プランのIFTTTに入らないとやりたいことは出来ないのだと思う
Siriとショートカットに落ち着いた
その後よくわからないままアレクサをダウンロードして使ってみたりしたけれど、iPhoneをもっているひとはSiriを使えば、ある程度の自動化と音声での運転が出来ることが判明
前述の通り、Siriはこれまで使うのが恥ずかしくてずっと避けていたのだけれど使いこなせればけっこう便利な代物でした。
今回利用するメインのアプリは「ショートカット」と「Siri」。あとは最初だけ、Siriに登録するためにラトックシステムの「家電リモコン」を使います。
①家電リモコンからSiriにコマンドを追加する。
その際に、例えば「Hey Siri, 暖房付けて」で23度の暖房が付くように設定する。これでショートカットに追加されます。
同様にエアコンの電源を切る挙動もショートカットに追加しておきます
②追加されたショートカットを、オートメーションで時間がきたら起動するように仕組みを作る。
「ショートカット」アプリにあるオートメーション機能をつかい、夜一番冷え込むであろう「午前2時になったら暖房をつける」ように設定。同様に「午前5時になったらエアコンを切る」ように設定
③これで自動的に毎日午前2時~5時に暖房が付くように設定された。
おまけにSiriのコマンドも使えるようになりました。寒い時は「Hey Siri, 暖房付けて」で23度の暖房が付きます
たまの鼻水が減った
これまで、朝起きると鼻水が固まっていて息もしづらそうだったたま。エアコンと楽天で買った「はならくSP」という薬(サプリ?)が効いたのか、目に見えて鼻の通りがよくなってきました。
今回の事でスマートホームやSiriにも少し詳しくなれました。
ついでにダイソンの空気清浄機もSiriに追加することが出来たので、猫がう〇ちをしたら「Siri,くさい」で起動してもらうよう設定もしました。
これらのシステムすべて2000円そこそこで作れたので、大満足です。鼻炎持ちの愛猫家さんにぜひおすすめしたいとおもいます。
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