ChatGPTで超時短・高品質コンテンツ作成 これからのAI×Webライティング本格講座を読んで考えたこと

読書記録

ブログの記事を作る手助けになればと思い買ってみました

自分がWeb関係の仕事をしていることもあって、ChatGPTの勉強をはじめた。

SEO対策だったり、校正に使えたらいいな、ブログに少し使えないだろうかという気持ちで本書を買いました。

池袋のジュンク堂書店ではChatGPTの本が大量に山積みにされており、かなり吟味したうえでこの本を選択しました。理由はプロンプトを的確に出す方法が詳しく書いてあるのが本書だけだったから。またおすすめのChromeのアドオンが載っていたり、文章を作成することに特化した本だったからです。ChatGPTは文章を生成するAIなので、まずはそこに特化した本を読んでみたかった。

感想

コンテンツの作り方、ChatGPTへの的確な指示の出し方はよくわかりました。

ブログの記事はもちろんの事、プレスリリースやコンテンツマーケティングに使えそうな文章、ビジネスレターなどが作れる。

試しに作ってみたビジネス事業は以下の通りです。
今度提出する書類として実際に使いたいと思います。

# 新規事業提案書: Studio Lazy Bird

## コンセプト:

「Studio Lazy Bird」は、埼玉県のアートコミュニティに活気をもたらし、アーティストとミュージシャンが創造的な活動に没頭できる場を提供します。アート制作と音楽の楽しさを共有し、地域社会に新しい文化の息吹をもたらします。

## 魅力的なタイトル:

**「S**tudio Lazy Bird**」**

## 事業の詳細:

「Studio Lazy Bird」は、埼玉県内に設けたアートスタジオと音楽練習スペースで、アーティストとミュージシャンが自由に表現できる場を提供します。地域アートイベントやワークショップを通して、アート文化の広がりを支えます。

## 競合するサービス・製品:

1. 既存のアートスタジオや音楽スタジオ
2. オンラインコラボレーションツール
3. コワーキングスペース

## 独創的な点:

1. **アートと音楽の融合:** 「Studio Lazy Bird」は、異なるクリエイティブ領域が交流する場で、アートと音楽の融合が自然に生まれます。
2. **地域アートコミュニティの活性化:** 埼玉県のアートシーンにフォーカスし、地域アーティストの練習の場、発表の場を提供します。

## 明確なビジネスプラン:

1. **収益モデル:**
    - 利用料金: スタジオや練習室の時間単位の利用料金
    - イベント参加費: アートイベントやワークショップの参加費、コンサート収益
2. **市場戦略:**
    - 地域アートコミュニティと連携
    - オンライン広告とSNSを活用したプロモーション
3. **リソースとパートナーシップ:**
    - スタジオと練習室の設備導入
    - 地域アート団体や学校との協力

## 現実的な資金計画:

- 初期投資: 設備導入、オンラインプラットフォーム開発
- 運営費用: 設備維持、マーケティング、イベント運営
- 資金調達: ローン、投資家からの調達[[1](https://artsaitama.jp/en/about/)]

上記の結果を出すために書いたプロンプトは以下の通りです。

あなたは企業の企画担当者です。
#制約条件に従って新規事業を考えてください。
#制約条件
*#コンセプトに沿って考えること
*魅力的なタイトルを考えること
*事業の詳細を1000字程度て出力すること
*競合するサービス・製品をいくつか挙げること
*競合にはない独創的な点を挙げること
*明確なビジネスプランを立てること
*ビジネスプランは論理的かつ明確に記載すること
*現実的な資金計画を立てること
#コンセプト
アート・音楽共創プラットフォーム:アート制作のためのスタジオと音楽の練習できる場所と、交流できるプラットフォームを提供。地域社会全体が協力し、積極的な社会貢献を実現します。

ただ、SEOに特化したキーワードを選定する方法などはChromeのアドオン、そしてそのアドオンのコミュニティの誰かが作ったプロンプトに頼り切っているので、もう少し専門的な本だと思っていた私は肩透かしを食らった気分です。

知りたかった校正の方法については載っていませんでした。(使い方がわかったので応用は出来ると思う)

ブログに関していえば、総じて本書で大部分を占めていた自動でSEOに特化した記事を書かせる(そして広告収入を得る)という考えはあまりないため、あまり参考にはならなかったです。

私にとっての書くという行為について

読んでいて痛感したのは、私はブログライティングや文章を書くという行為を楽しみでやっているのだということ。ChatGPTに文章を作らせるというのは、創作活動ではなく「作業」、「仕事」になってしまうなと、思いました。

そこには自分の経験から生み出された文章はなく、膨大な統計データからそれっぽい文章を作り上げているのだとしたら、昔あった切り貼りで作られたバロウズのシュールレアリズムな文章が、より意味の通るものになったものといったところでしょうか。面白みのないところが欠点になってしまいますが。

私は文章を吐き出していくことによって自分の頭の中を整理したり、考えをまとめていくという作業を行っている。つまり、自分を理解するためにブログを書いていると言っても同義だと思う。これまで手を動かし、文章にすることで自分でもわかっていなかった自分の深いところに眠っている考えというものを導き出せた経験は、少なくない。

だとしたら、ただただ書く、というその行為そのものに意味を見出し、副次的に自分の世界をつくりあげたいだけなのだということがわかりました。

まとめ

ビジネスレターや副業としてのブログ、コンテンツマーケティングのための記事を書きたいという方にはいい本だと感じた。

プロンプトの書き方も、裏ではこういう設定になっているのだということを詳しく、わかりやすく解説してありますので特にChatGPTの初心者向けといえるでしょう。

この本により逆説的にはなりますが、私はもっと自分が書きたい・心にくすぶっている思いをどうすれば文字にすることが出来るのか。そしてどうやったら継続してブログを書き続けることができるのかをより知りたいなと思いました。

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