桑原遼太

昭和６２年埼玉県狭山市生まれ。

釣りばかりしながら育つ。

幼い頃より動物が好きで、獣医になりたかったが受験に失敗し、深い挫折を味わう。

プー太郎となる。

父の仕事の関係で幼少期をアメリカのオハイオ州コロンバスで過ごしていたこともあり、自分探しの旅的になんとなくニューヨークへと旅に出る。

そこでメトロポリタン美術館に心を打たれる。

特に感動を覚えたのがギリシャ彫刻。何千年と続く人類の叡智を感じざるを得なかった。

普段から、物を作ったり絵を描くことが好きだったが本気でやってみてはどうだろうかと考えるようになる。

どうせならアメリカで勝負したいと考え、英語とアートを学ぶことを決意する。

猛烈に英語を勉強し、アメリカの芸術大学に入学。現代アートを学んだ。

卒業後はニューヨークにて抽象表現主義者最後の生き残りと言われている画家Dona Nelsonにアシスタントとして師事し、抽象画の技法を習得する。

彼女の生き方から幼い頃は日頃から感じていた自然、世界の美しさについて再認識する。