【読書感想】池上彰のお金の学校

読書記録

積み立てNISAのインデックス投資をしているのですが、社会のことやお金のことをもう少し勉強したく、初心者にわかりやすい本だということで読みました。すぐに読めたのですがわかりやすく良かったです。

特に面白かったのが格安航空券やクーポン事業がどうやってなりたっているのか、ギャンブルはどれくらい利率が悪いのかなど、おまけとなる身近な経済学のコラムでした。

格安航空券がなんで安いのかはずっと疑問に思っていましたが、とにかく無駄なものは徹底的に取り除き、安くても効率の良い選択をしていくという理論的で涙ぐましい努力をしているのだなあと思いました。

またJALのような大手を引退したパイロット、不合格だった添乗員希望を雇うなど、人事もお互いが損をしない面白い仕組みだと思いました。

そもそも国債の仕組みや、日銀の仕組みについて詳しく知りたくて買ったのですが、そこそこは理解できたかなあというところです。

株や投資については、やっている人ならすでに知っているような基本的な情報。

税金については、なぜ必要なのか、保険というみんなでみんなを支えあう仕組みと並行して紹介されているため、よく理解ができました。

ちなみに毎週アトリエに行く途中、穴が開いているというほどのものではないのですがすこしへこんでいる道路があり、いつもよけて走っていたのですが先日きれいに直されていてびっくりしました。この程度でもちゃんと直してくれる日本って素晴らしいなと再認識です。

というのもアメリカにいたとき、道は穴だらけにも関わらずなかなか直したりはしておりませんでした。テキトーなのか、そんなのにお金を回すくらいなら開発に回すよって感じなのか、穴はカウントしないのか、、よくわかりませんが友人は自転車で走行中、見えない穴におもいっきり引っ掛かり腕を折ってました。画家なのでかわいそうでした。

経済の本なので普通だったらそんなに読んでいても面白くないはずですが、池上彰さんなのでさすが、わかりやすいし例が豊富でイメージがつきやすい。頭がいっぱいいっぱいになるまで毎日少しずつ(一章ずつ?)読みました。

上記の通り、特におすすめの章は税金と身近な話の箇所でしょうか。

おすすめの本です。

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