2 x 4

2 x 4

今日は棚を作ろうと思ってホームセンターに行った。
いつもノートに軽くプランを立てて買いに行くのだが、実際に値段や色々な木材を目にすると毎回のごとく気が変わり、プランをその場で立て直し、それに合う木材を選び直す、というルーティンが多く発生するという事に、やっと気付いた。優柔不断だったことを忘れていた。

そして今回も2時間近くうろうろと材木売り場や建築材を探しまわり、結局落ち着いたのが2x4と1x4なのであった。2×4は骨、1×4は皮のような認識である。

かくいう私は、2x4が大好きである。

2×4…なんて天才的な発想なのだろう。共通規格の中でも物を作る人にとっては最も愛すべき、存在なのではないのか。
これはもはや、大人の為のレゴ、いやそれ以上の素材だといっても言い過ぎではないだろう。クオリティはあまり高いとはいえないが、その分安くてどこにいっても大抵似たような物が手に入るし、丈夫さと加工のしやすさのバランスが良い。アメリカのDIY用品には2x4の為の物がたくさんある。ソーホースブラケットやなんとかシェルフがそれである。そのため色々なアイディアをネット上で見つける事も可能だ。

私は2x4があればなんでも作れるという自信が有る。テーブルソーがないので今はとんでもなく時間がかかる上に出来る事の範囲も狭まるが、それでも時間さえかければ何でも作れるのではないかと思う。もう一つ2×4の良いところは、物を所有するという事から容易に解放されるという点である。色即是空空即是色のこの世界において、一度2×4で物を作ってしまえば、いつでも再現が可能である。つまりそれ故に永遠に所有していると同時に所有していないということになる。現実世界にあるには頭にこびりついた設計図が、ちょっと休憩と言わんばかりに具現化しているだけなのだから。執着がないというのは本当にいい事だ。他の木材でももちろん再現は出来るが、どこでも安く手に入る2×4であるという点が重要なのだと考える。共通規格のいいところだ。

ふと思ったのだが、マインクラフトが好きな子どもたちに、試しに2×4だけを与えて遊ばせたら結構面白い物を作ってくれるんじゃないだろうか。

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