猫と植物の共生は難しい

エッセイ

結婚を機に中都市のマンションの一角にお引越しをしました

もれなく大量の観葉植物やメダカ、金魚くんたちも連れてきました。

特にお気に入りで大きいやつは、アマゾンオリーブ、シェフレラコンパクタ 、モンステラ2種類。

妻にはシェフレラくんに、とても冷ややかな視線を浴びていました。なにせ横にとても大きいですから。

「その植物は猫が来たら置けないよ」そう妻に言われがっくりときた。そしてそんなことないだろ、と思った。

ガムテープついてる枝は治療済み

シェフレラくんは、僕の一番のお気に入りで可愛がっています。カイガラムシにやられてちょっとへばっていたこともありましたが、木酢液を吹きかけつつ、ガムテープでペタペタと除去していました。

薄茶色のへばりついてるやつがカイガラムシ。白いのはフン。キモい

ちなみにこの物件は猫が飼うことを前提に見つけました。

この地では珍しい事だけれど、高い家賃やプロパンガスを払うことは猫を飼えることを思えば痛くはなかった。

でも植物を手放すのは辛い。妻には適当なことをいい、しばらく家に置かせてもらっていました。

そして子猫がやってきた

保護猫カフェのねこかつで、妻の気にいった猫がやってきた。

猫のたま

可愛い。

元気が凄まじく、いつも走り回っている。かと思えば甘えんぼで少しでも部屋を離れるとミャアミャアと呼んでくる。抱きかかえるとゴロゴロと言いながら擦り寄ってくる。ただの天使だった。

この日から、僕は猫と妻の言いなりになってしまったのだった。

室内の植物が次々とやられた

結局妻が言っている事は正しかった。

目を離した隙に木をかじっていた。

可愛いから写真を撮ったが、少し不安になったので調べてみたところシェフレラくんはそもそも猫に有害だったみたいで、急いで外に出した。

元気すぎてパキラやモンステラくんも立派な葉を折られ、リビングから退避させました。

こうして僕の可愛い観葉植物くんは、住処を奪われたのでした。

直射日光との戦い

次に困ったのは、屋外だと直射日光が強すぎる事。

もともとシェフレラくんは半日陰が好きみたいで、シェフレラくんの葉が焼け、みるみる落ちていくのでした。

とはいえここは賃貸マンションの一角。ビニールハウスのようなものを作るわけにはいかないです。

どうしていいのかもわからず毎日減っていく葉をみて、胸を痛めていましたが、試行錯誤の上、下記の方法でなんとか直射日光を和らげることができた。

夏も涼しいだろうよ

まず試してみたのは100均に売っている不織布シートで覆うというもの。

すっぽり木を覆っただけだと、風ですぐ飛ばされました。

続いては壁に両面テープでフックをつけ、そこから不織布シートを手摺まで伸ばし、布団を干す時の大きなクリップで固定しました。

これでなんとかなりそうだったのだけれど、不識布シートの遮光率は10%程。

それもそのはずこれは冬に植物を温めるためのものみたいだから。

やっぱりまだ葉が落ちるのは止まらなかったので、調べて遮光率の高いネットを購入し、設置しました。

見栄えもさほど悪くはなく、これで一件落着しそうです。

引っ越しから猫のたまの譲渡と、あれこれ忙しかったこのところですが、猫と観葉植物、なんとか共存できそうです。

妻も納得してくれたようで、まんぞくまんぞく。

ベランダガーデニングが捗るね。

たま
庭にはメダカもいるよ。

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