緊急事態宣言も捉え方次第

私は今回も緊急事態宣言の煽りをくらい、遅くまで残業していました。

雪かきをし終わったと思ったらさらにひどい大雪がくる、そんな気持ちの毎日です。

今日は国の意向が出るのが遅かったので、余計に仕事も長引きひとり悪態をつきながら仕事をしておりました。

こいけゆりこが8時以降は電気つけんなとかほざいた際には流石にプッツン来そうでした。

仕事も終わり、妻に悪口を吐ききって風呂に入って一息ついていたところ、ふと思ったのでした。あ、また暗黒面に堕ちてる。

暗黒面に落ちると、とにかくありとあらゆるものがムカつく。今月のガス代が高いだの、残業させられて冗談じゃないだの、いくらでも出てくる。そして何より、気分がずっと悪い。何も楽しめないし、嫌なエネルギーをまわりに撒き散らしてただ迷惑なだけなのであった。

これだけ長く生きていれば、それなりに自分の思考パターンがなんとなくわかっているので、今回は自分でやばいなと気づけた。ただ、気づけないでずっと堕ちていると鬱になる。

暗黒面から抜け出すにはどうすればいあのか?それは感謝の気持ちを思い出すこと、これに尽きる。

フランクルの「夜と霧」という本をご存知だろうか。これはアウシュビッツに収監された心理学者が見た、人間の尊厳の記録とも言える極限状態に陥ると人はどのような行動をとるかという記録なのだ。この本ではランクルは言う。どんな状況にあっても、人には選択する自由というものが残されているのだと。

つまり、目の前の現実にどのような意味づけをするのかは、本人次第だというわけだ。毒ガスで殺される直前だろうと、心のもちようで人は怒りに身を震わせることもできれば、幸せを感じることもできる。すべては心の持ちようなのだという。マスターリョータが大好きな中村天風も言っている。「人生は、心一つの置き所」

今回、3度目の緊急事態宣言が出された。私は、劇場系の仕事をしているから大変な被害を被りました。正直さっきまでムカつきが治らなかった。そして何より暗黒面にいると気分が最悪なのであった。

そんな時は誰にでも訪れると思うし、それは普通なことなのだと思う。だけど忘れないでおきたい。おれたちはいつだつて選択する自由があるのだということを。そして何事にも感謝するという選択ができればこっちのもので、人生もこの世界も天国に変わる。

ジーザスキリストが言ってたのもそういうことだろうなと思うよ。

今回でいえば、こんな状況だけど仕事があってありがたい。落ち込んでいても妻がいてくれてありがたい。

そういう当たり前だけど普段忘れがちなことを思い出させてくれる、ありがたい機会なんだと思えばいいと思う。

そう考えることで私は怒りが鎮まり、穏やかに眠ることができそうなのでした。

それではおやすみなさい。