そのままの自分でいいの真意

そのままの自分でいいの真意

耳障りが良く、成功しているような人が言う言葉に「自分であれ」と言う言葉がある。

僕は、その意味が全く、本当にこれっぽっちも理解できなくてこの十年ほどずっと色々な本を読んだり、勉強してきました。「デミアン」のような古典小説に始まり、自己啓発書も数多く読みました。特にこのトピックに関しては、重要なことのように思えたからです。「自分を愛することができない人は、他人を愛することもできない」そんな文をどこかで読んだからかもしれません。そしてつい数週間前、ようやくですが意味が掴めてきたように思えます。そのきっかけについて話したいと思います。

僕のピアノの先生(二十年ほど前にちょっとだけ習ったが、今になってまた習っている)は、非常に芯が強く、エネルギーの波長が強いと感じるような人なのだけれども、レベル4のガンが発見されてからと言うものの、だんだんと弱音を吐くことが多くなってきたんです。僕は先生にはお世話になっているし、どうしても元気を出して欲しくて色々なことを試しました。プレゼントをしたり、毎週とりあえず笑わせようとしたり、その程度ではありますが。そして中村天風のお高い本を読んでみてくださいと渡したこともあります。けれども全然お気にめした様子がないんですよね。僕は、彼の本はたくさん読んでいるんですが、「成功の実現」は特に影響を受けた衝撃的な本だったので少し読んだだけで返された時は少しびっくりしました。けれど先生と時間を過ごしているうちに、理由がわかってきたように思います。

僕はしきりに、このままじゃだめだ、もっと成長しなくちゃ。向上しなくちゃ。と言うことを話していたんです。そうすると先生はそのままであなたは素敵じゃないのと、言ってくれるんですね。向上したいのなら仕事を頑張りさえすればいいじゃない、と。ちなみに先生の旦那さんは会長をしているような偉い人で、そんな人を支えてきた人なので凄みがあります。そしてお子さんを二人育て上げているのですが、一人はオペラのプロ、もう一人は銀座で飲食店の社長をしているのです。そんな先生にこう言ったアドバイスを受けて、まあ子供の頃から知ってるから言ってるだけだろ、と思っていたのですが時間が経つにつれてあれが真理だったのではないか、と考えるようになりました。

これが、僕が自己啓発書を読むことをやめた理由の一つでもあります。
そして十五年ほどの長い付き合いである親友との付き合いを見直そうかなと言う気持ちになったきっかけでもあります。

・「かっこつける」は、ありのままの自分から遠ざける行為。良く見せようとして偽の自分を見せているんですよね。逆にかっこ悪いです
・背伸びしない。これもかっこつけるのと同じです
・自己受容と自己肯定
・憧れる人を持つのはいい。が、その人と同化しようとしない。
・他人の意見に左右されない。答えは常に自分の中にある。

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